今年20歳になる次男に、
「20歳を迎える方へ
国民年金加入手続きのご案内」が郵送されてきました。
子どもが学生の場合の選択肢は4択です。
①未納。
②親が納付する。
③学生本人が納付する。
④学生納付特例を申請する。
それぞれのメリットとデメリットについて説明します。
未納は避けなければなりません。
「将来、年金がもらえるかどうかわからないので
保険料がもったいない」
「どうせ、サラリーマンになったら、
厚生年金に同時に加入するから」
と思うかもしれませんが、
未納の場合は、
・万が一の事故などにより
障害を負ったときの障害基礎年金の受給資格がありません。
・国民年金の受給資格である加入期間の対象になりません。
デメリット:費用負担。
同居および一人暮らしをしている子どもと
生計を一にする場合は、納付した全額の所得控除がうけられます。
1年間の国民年金の納付額:16340円X12カ月=196080円です。
住民税は10%の19608円の控除。
所得税は、
たとえば所得が500万円の方は、20%の39216円の控除。
トータルで、58824円の控除です。
支払った196080円から58824円が戻ってきます。
年末調整あるいは確定申告をおこないましょう。

デメリット:費用負担。節税効果が少ない。
親の収入の方が多い場合やアルバイト代で納付するなら、
親に納付してもらいましょう。
保険料の納付が猶予される制度です。
メリット:
・在学中の費用負担をなくすことができる。
・加入期間に反映される。
・万が一の事故などにより
障害を負ったときの障害基礎年金の受給資格を確保することができる。
・10年以内であれば後から納めることができる。
追納時に所得控除できます。
デメリット:
追納しない場合は、将来受け取る年金額が少なくなる。
追納する場合、承認から3年目以降の場合は保険料に経過期間に応じた加算額がプラスされます。
月額:数十円~800円ぐらいの加算額です。
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「20歳を迎える方へ
国民年金加入手続きのご案内」が郵送されてきました。
子どもが学生の場合の選択肢は4択です。
①未納。
②親が納付する。
③学生本人が納付する。
④学生納付特例を申請する。
それぞれのメリットとデメリットについて説明します。
①未納の場合
メリット、デメリットの問題ではなく、未納は避けなければなりません。
「将来、年金がもらえるかどうかわからないので
保険料がもったいない」
「どうせ、サラリーマンになったら、
厚生年金に同時に加入するから」
と思うかもしれませんが、
未納の場合は、
・万が一の事故などにより
障害を負ったときの障害基礎年金の受給資格がありません。
・国民年金の受給資格である加入期間の対象になりません。
②親が納付する場合
メリット:所得控除(所得税と住民税の節税)が可能。デメリット:費用負担。
同居および一人暮らしをしている子どもと
生計を一にする場合は、納付した全額の所得控除がうけられます。
1年間の国民年金の納付額:16340円X12カ月=196080円です。
住民税は10%の19608円の控除。
所得税は、
たとえば所得が500万円の方は、20%の39216円の控除。
トータルで、58824円の控除です。
支払った196080円から58824円が戻ってきます。
年末調整あるいは確定申告をおこないましょう。

③本人が納付する場合
メリット:とくにない。デメリット:費用負担。節税効果が少ない。
親の収入の方が多い場合やアルバイト代で納付するなら、
親に納付してもらいましょう。
④学生納付特例を申請する場合
学生納付特例とは、学生の方が申請により保険料の納付が猶予される制度です。
メリット:
・在学中の費用負担をなくすことができる。
・加入期間に反映される。
・万が一の事故などにより
障害を負ったときの障害基礎年金の受給資格を確保することができる。
・10年以内であれば後から納めることができる。
追納時に所得控除できます。
デメリット:
追納しない場合は、将来受け取る年金額が少なくなる。
追納する場合、承認から3年目以降の場合は保険料に経過期間に応じた加算額がプラスされます。
月額:数十円~800円ぐらいの加算額です。
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