スマホ販売台数世界第2位
Huawei(ファーウェイ)のCFO 孟晩舟(Meng Wanzhou)が詐欺容疑でカナダで逮捕というニュースが流れました。
容疑は、秘密子会社SkyComを通じて対イラン制裁に違反する取引を行っていた事実を米金融機関に虚偽の申告をしたというもの。
また、イギリスの携帯キャリア大手BTは、4G通信網からHuawei(華為技術)製品を排除すると発表。
アメリカやニュージーランドも締め出しに動いているとのこと。
日本も、
政府関係者が使用する製品から、HuaweiとZTEを排除する方針を日本政府が固めているということ。
携帯キャリア大手のSoftBankも「4G」設備をHuaweiから北欧通信機器大手エリクソンとノキア順次置き換えること表明。
Huawei(ファーウェイ)は、
携帯通信機器の世界大手企業であるが、以前から、中国の情報機関と密接な関係にあると疑われていました。
今回の騒動の背景には、
過去から、HuaweiとZTEの通信機器に安全保障上の問題が指摘されていて
・インドは2010年から、HuaweiとZTEの輸入を禁止。この2社の製品には個人情報をぬきとる特殊チップが組み込まれ、また遠隔操作で侵入することが可能というもの。
・同じく2010年、ワシントンポストは、米国家安全保障局(NSA)が2009年、米のAT&Tに対しHuawei(華為技術)の通信機器は中国のスパイ活動に利用される恐れがあると取引を見合わせるように警告していたと報道。このころから、イギリス、オーストラリアでも同様に報じられている。
・こういった問題に加えて、移動通信「4G」世代の通信機器のシェア拡大と次世代「5G」の覇権に脅威を感じていることだろう。
今後の動向は不透明
CFO 孟晩舟(Meng Wanzhou)は一旦、保釈されたが、今後はアメリカに身柄が拘束される可能性が高い。
本件にトランプ政権は関与していない模様だが、中国はカナダ人の元外交官と会社経営者の身柄を拘束。Huaweiの報復との見方が強い。
中国もアップル製品などの不買運動が広がり
米中加の3国の政権を巻き込んだ政治問題に発展、5Gの覇権競争も巻き込んだ、複雑な問題となっている。
おすすめ記事はこちら
Follow @ikupapa66
Tweet to @ikupapa66
Huawei(ファーウェイ)のCFO 孟晩舟(Meng Wanzhou)が詐欺容疑でカナダで逮捕というニュースが流れました。
容疑は、秘密子会社SkyComを通じて対イラン制裁に違反する取引を行っていた事実を米金融機関に虚偽の申告をしたというもの。
また、イギリスの携帯キャリア大手BTは、4G通信網からHuawei(華為技術)製品を排除すると発表。
アメリカやニュージーランドも締め出しに動いているとのこと。
日本も、
政府関係者が使用する製品から、HuaweiとZTEを排除する方針を日本政府が固めているということ。
携帯キャリア大手のSoftBankも「4G」設備をHuaweiから北欧通信機器大手エリクソンとノキア順次置き換えること表明。
Huawei(ファーウェイ)は、
携帯通信機器の世界大手企業であるが、以前から、中国の情報機関と密接な関係にあると疑われていました。
今回の騒動の背景には、
過去から、HuaweiとZTEの通信機器に安全保障上の問題が指摘されていて
・インドは2010年から、HuaweiとZTEの輸入を禁止。この2社の製品には個人情報をぬきとる特殊チップが組み込まれ、また遠隔操作で侵入することが可能というもの。
・同じく2010年、ワシントンポストは、米国家安全保障局(NSA)が2009年、米のAT&Tに対しHuawei(華為技術)の通信機器は中国のスパイ活動に利用される恐れがあると取引を見合わせるように警告していたと報道。このころから、イギリス、オーストラリアでも同様に報じられている。
・こういった問題に加えて、移動通信「4G」世代の通信機器のシェア拡大と次世代「5G」の覇権に脅威を感じていることだろう。
今後の動向は不透明
CFO 孟晩舟(Meng Wanzhou)は一旦、保釈されたが、今後はアメリカに身柄が拘束される可能性が高い。
本件にトランプ政権は関与していない模様だが、中国はカナダ人の元外交官と会社経営者の身柄を拘束。Huaweiの報復との見方が強い。
中国もアップル製品などの不買運動が広がり
米中加の3国の政権を巻き込んだ政治問題に発展、5Gの覇権競争も巻き込んだ、複雑な問題となっている。
おすすめ記事はこちら